1946年のNFLドラフト
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| 1946年のNFLドラフト | |
|---|---|
| 日程 | 1946年1月14日 |
| 開催地 | ニューヨークマンハッタン |
| 会場 | コモドアホテル |
| 指名数 | 32巡330名 |
| 全体1位指名 | |
| フランク・ダンスウィッツ(HB) | |
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1946年のNFLドラフト(1946ねんのNFLどらふと)は、1946年1月14日に開催された第11回目のNFLドラフト。ニューヨークマンハッタンのコモドアホテルで開催された。
この年のドラフトは新リーグのオール・アメリカ・フットボール・カンファレンスに対抗するため限定的な情報しかNFLは公開しなかった[1]。
主な指名選手
[編集]ドラフト全体1位では、前年最下位であったシカゴ・カージナルスから指名権を獲得したボストン・ヤンクスがノートルダム大学のフランク・ダンスウィッツを指名した[1]。
2巡と4巡は5チームのみに指名権が与えられた。
前年3年生として初めてハイズマン賞を受賞したドック・ブランチャード[2]は1巡全体3位で指名された。
指名選手一覧
[編集]1巡指名選手
[編集]| 指名順位 | チーム | 選手名 | ポジション | 出身大学 |
| 1 | ボストン・ヤンクス | フランク・ダンスウィッツ | クォーターバック | ノートルダム大学 |
| 2 | シカゴ・カージナルス | ダブ・ジョーンズ | バック | テューレーン大学 |
| 3 | ピッツバーグ・スティーラーズ | ドック・ブランチャード | フルバック | 陸軍士官学校 |
| 4 | シカゴ・ベアーズ | ジョニー・ルージャック | クォーターバック | ノートルダム大学 |
| 5 | ニューヨーク・ジャイアンツ | ジョージ・コナー | タックル | ノートルダム大学 |
| 6 | グリーンベイ・パッカーズ | ジョニー・ストリジカルスキー | バック | マーケット大学 |
| 7 | フィラデルフィア・イーグルス | レオ・リグズ | バック | USC |
| 8 | デトロイト・ライオンズ | ビル・デラスタティアス | バック | ミズーリ大学 |
| 9 | ワシントン・レッドスキンズ | カル・ロッシ | バック | UCLA |
| 10 | ロサンゼルス・ラムズ | エミル・シトコ | ハーフバック | ノートルダム大学 |
2巡以降の主な指名選手
[編集]| 指名順位 | チーム | 選手名 | ポジション | 出身大学 |
| 16 | シカゴ・カージナルス | エルマー・アングスマン | バック | ノートルダム大学 |
| 18 | ピッツバーグ・スティーラーズ | ハーモン・ロウ | バック | サンフランシスコ大学 |
| 19 | シカゴ・ベアーズ | フランク・ブロイルズ | クォーターバック | ジョージア工科大学 |
| 21 | グリーンベイ・パッカーズ | ボブ・ナスバウマー | バック | ミシガン大学 |
| 22 | デトロイト・ライオンズ | ラス・トーマス | タックル | オハイオ州立大学 |
| 40 | ロサンゼルス・ラムズ | ドン・ポール | センター | UCLA |
| 46 | グリーンベイ・パッカーズ | ジョン・フェラロ | タックル | USC |
| 57 | フィラデルフィア・イーグルス | ジョージ・ロボザム | エンド | UCLA |
| 60 | ロサンゼルス・ラムズ | ドリー・キング | エンド | ジョージア大学 |
| 65 | ニューヨーク・ジャイアンツ | ジーン・ロバーツ | バック | チャタヌーガ大学 |
| 74 | シカゴ・ベアーズ | ウォルト・ドロポ | エンド | コネティカット大学 |
| 77 | フィラデルフィア・イーグルス | アーニー・ルイス | バック | コロラド大学 |
| 99 | ワシントン・レッドスキンズ | チック・マギオリ | バック | イリノイ大学 |
| 108 | フィラデルフィア・イーグルス | パット・マクヒュー | バック | ジョージア工科大学 |
| 142 | ボストン・ヤンクス | ビル・スウィアキ | エンド | コロンビア大学 |
| 147 | デトロイト・ライオンズ | ケリー・モート | エンド | デューク大学 |
| 200 | ロサンゼルス・ラムズ | クリフ・ルイス | バック | デューク大学 |
| 207 | デトロイト・ライオンズ | ジャック・シモンズ | バック | デトロイト大学 |
| 224 | シカゴ・ベアーズ | ビスコ・グルギッチ | エンド | サンタクララ大学 |
ドラフト外入団の主な選手
[編集]| チーム | 選手名 | ポジション | 出身大学 |
| クリーブランド・ブラウンズ | フランク・ガッツキ | C | オーバーン大学 |
| クリーブランド・ブラウンズ | ルー・グローザ | OT/K | オハイオ州立大学 |
| クリーブランド・ブラウンズ | マリオン・モトリー | FB/LB | ネバダ大学 |
| クリーブランド・ブラウンズ | ビル・ウィリス | HB | オハイオ州立大学 |
| ロサンゼルス・ラムズ | ウディ・ストロード | E | UCLA |
殿堂入り選手
[編集]この年のドラフトで指名された選手のうち、1名、ドラフト外入団の4名がプロフットボール殿堂入りを果たしている。
- ジョージ・コナー - 1975年殿堂入り
- フランク・ガッツキ - 1985年殿堂入り
- ルー・グローザ - 1974年殿堂入り
- マリオン・モトリー - 1968年殿堂入り
- ビル・ウィリス - 1977年殿堂入り
脚注
[編集]- ^ a b “National Football League Holds Secret Draft”. Eugene Register-Guard (1946年1月15日). 2024年10月15日閲覧。
- ^ “Army’s Mr. Inside, Doc Blanchard, dies at 84”. サンディエゴ・ユニオン=トリビューン (2016年8月29日). 2024年10月15日閲覧。