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こだわりの味協同組合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こだわりの味協同組合
種類 協同組合
本社所在地 日本
421-0121
静岡県静岡市駿河区広野2丁目17-15
北緯34度55分55秒 東経138度22分4秒 / 北緯34.93194度 東経138.36778度 / 34.93194; 138.36778座標: 北緯34度55分55秒 東経138度22分4秒 / 北緯34.93194度 東経138.36778度 / 34.93194; 138.36778
設立 1996年(平成8年)12月20日
業種 卸売業
事業内容 食料品の製造販売
代表者 冨永昌良(代表理事)
決算期 3月31日
外部リンク https://kodawari-kk.com
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こだわりの味協同組合(こだわりのあじきょうどうくみあい)は、静岡県静岡市に主たる事務所を置く協同組合である[1]

「自然の味」ブランドによる国産原料、添加物不使用を基本とした食品の企画・開発・販売を行っている。また、「自然の恵」ブランドによる環境配慮的雑貨の販売も行っている。

概要

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少量生産のため全国チェーンの納入が難しい中小食品メーカーと全国チェーンとの差別化を図ろうとする地場スーパーマーケットが連携して共同事業を行うことを目的とした協同組合である[2][3]

1996年平成8年)に静岡県内の中小食品メーカーやスーパーマーケットなど57社により静岡県こだわりの味協同組合として設立された[4]。2001年(平成13年)に組合の地区を全国に広げ、その後、組合名称もこだわりの味協同組合に変更する[3]

参加する食品メーカーには日本国内産原料を使用することを求めており、同組合ブランドで販売するためには消費者も交えた商品認定委員会の承認を得ることを必要としている[5]。加工食品分野では比較的早期からトレーサビリティの取組を始めていることで知られ、2004年(平成16年)から原料産地から製造工程に至るまでの情報開示を行っている[6][7]

2010年代以降、在来農法による作物や金太もちなどの在来品種の販売も開始している[8][9]

組合員企業

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2024年11月現在[10]。ここでは食品小売業で構成される組合員のみ掲載する。

脚注

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  1. ^ こだわりの味協同組合|こだわりの協同組合とは?”. kodawari-kk.com. 2024年6月29日閲覧。
  2. ^ “静岡県下の食品メーカー36社とスーパーなど21社、こだわりの味協組設立”. 食品工業 The Food industry. No. 881. 光琳. 1997. p. 21. doi:10.11501/3340397.{{cite magazine2}}: CS1メンテナンス: ref=harv (カテゴリ)
  3. ^ a b 事例詳細:こだわりの味協同組合”. 全国中小企業団体中央会 (2024年). 2025年5月26日閲覧。
  4. ^ 「静岡県の関連企業、57社組み独自食品:開発へ協同組合設立」『日経流通新聞』1996年11月16日、2面。
  5. ^ 「厳しい基準で地元ブランド:こだわりの味協同組合」『日本食糧新聞』2023年5月27日、15面。
  6. ^ 「こだわりの味協組、食の安全へ生産履歴導入」『日本経済新聞』2004年4月14日、地方経済面(静岡)。
  7. ^ 「味の由来に太鼓判「県こだわりの味協同組合」導入」『朝日新聞』2004年4月23日、静岡版31面。
  8. ^ 「こだわりの味協同組合 店員の食の知識が鍵」『日本食糧新聞』2024年1月23日、朝刊20面。
  9. ^ 金太もち”. 在来品種データベース. 農業・食品産業技術総合研究機構. 2025年6月28日閲覧。
  10. ^ 販売店一覧MAP | こだわりの味協同組合”. kodawari-kk.com. 2024年11月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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