クラスFileSystemProvider

java.lang.Object
java.nio.file.spi.FileSystemProvider
public abstract class FileSystemProvider extends Object
ファイル・システ のサービス・プロバイダ・クラスです。 Filesクラスによって定義されているメソッドは通常、このクラスのインスタンスに処理を委譲します。

ファイル・システ ・プロバイダは、このクラスで定義されている抽象メソッドを実装する、このクラスの具象実装です。 プロバイダは、URI スキー によって識別されます。 デフォルト・プロバイダは、「file」というURIスキー によって識別されます。 それは、Java仮想マシンからアクセス可能なファイル・システ へのアクセスを提供するFileSystemを作成します。 FileSystemsクラスは、ファイル・システ ・プロバイダを検出してロードする方法を定義します。 デフォルト・プロバイダは通常、システ ・デフォルトのプロバイダですが、システ ・プロパティjava.nio.file.spi.DefaultFileSystemProviderが設定されている 合はオーバーライドできます。 その 合、このプロバイダには引数を1つ取るコンストラクタがあり、その仮パラメータ型は FileSystemProviderです。 ほかのすべてのプロバイダには、そのプロバイダを初期化する、引数を取らないコンストラクタが備わっています。

プロバイダとは、1つまたは複数のFileSystemインスタンスのファクトリです。 各ファイル・システ は、URIのスキー がプロバイダのスキー と一致する 合に、そのURIによって識別されます。 たとえば、デフォルト・ファイル・システ は"file:///"というURIによって識別されます。 たとえば、メモリー・ベースのファイル・システ は、"memory:///?name=logfs"などのURIによって識別されることがあります。 newFileSystemメソッドはファイル・システ の作成に使用でき、getFileSystemメソッドはプロバイダによって作成された既存のファイル・システ への参照を取得する 合に使用できます。 プロバイダが単一ファイル・システ のファクトリである 合は、そのファイル・システ がプロバイダの初期化時に作成されるか、それともあとでnewFileSystemメソッドの呼出し時に作成されるかはプロバイダによって異なります。 デフォルト・プロバイダの 合は、プロバイダの初期化時にFileSystemが作成されます。

このクラス内のすべてのメソッドは、複数の並行スレッドで安全に使用できます。

導入されたバージョン:
1.7

  • コンストラクタの詳細

    • FileSystemProvider

      protected FileSystemProvider()
      このクラスの新しいインスタンスを初期化します。

      構築中、プロバイダはデフォルト・プロバイダに関連付けられたファイルに安全にアクセスできますが、インストールされたほかのプロバイダの循環ロードを避けるために注意が必要です。 インストールされたプロバイダの循環ロードが検出された 合は、未指定のエラーがスローされます。

  • メソッドの詳細

    • installedProviders

      public static List<FileSystemProvider> installedProviders()
      インストールされているファイル・システ ・プロバイダのリストを返します。

      FileSystemsクラスで説明されているように、このメソッドの最初の呼出しによって、デフォルト・プロバイダが初期化され(ま 初期化されていない 合)、インストールされているほかのすべてのプロバイダがロードされます。

      戻り値:
      インストールされているファイル・システ ・プロバイダの変更不可能なリスト。 このリストには少なくとも1つの要 (つまり、デフォルトのファイル・システ ・プロバイダ)が含まれています
      スロー:
      ServiceConfigurationError - サービス・プロバイダのロード中にエラーが発生した 合

    • getScheme

      public abstract String getScheme()
      このプロバイダを識別するURIスキー を返します。
      戻り値:
      URIスキー 

    • newFileSystem

      public abstract FileSystem newFileSystem(URI uri, Map<String,?> env) throws IOException
      URIで識別される新しいFileSystemオブジェクトを構築します。 このメソッドは、URIで識別される新しいファイル・システ を開くためにFileSystems.newFileSystem(URI,Map)メソッドによって呼び出されます。

      uriパラメータは、このプロバイダがサポートしているスキー と同じスキー (大文字小文字の区別なし)を持つ、階層型の絶対URIです。 URIの正確な形式はプロバイダに大きく依存します。 envパラメータは、ファイル・システ を構成するためのプロバイダ固有のプロパティのマップです。

      このメソッドは、ファイル・システ が以前にこのメソッドの呼出しによって作成されたためにすでに存在している 合にはFileSystemAlreadyExistsExceptionをスローします。 ファイル・システ が閉じられると、以前に作成したファイル・システ と同じURIで新しいファイル・システ を作成することをプロバイダが許可するかどうかはプロバイダによって異なります。

      パラメータ:
      uri - URI参照
      env - ファイル・システ を構成するためのプロバイダ固有のプロパティのマップ。空でも可
      戻り値:
      新しいファイル・システ 
      スロー:
      IllegalArgumentException - uriパラメータの事前条件が満たされない 合、またはenvパラメータにプロバイダが必要とするプロパティが含まれていない 合、またはプロパティ値が無効な 合
      IOException - そのファイル・システ の作成中に入出力エラーが発生した 合
      FileSystemAlreadyExistsException - そのファイル・システ がすでに作成されている 合

    • getFileSystem

      public abstract FileSystem getFileSystem(URI uri)
      このプロバイダによって作成された既存のFileSystemを返します。

      このメソッドは、newFileSystem(URI,Map)メソッドを呼び出して作成されたFileSystemへの参照を返します。 newFileSystem(Path,Map)メソッドを作成したファイル・システ は、このメソッドでは返されません。 ファイル・システ はそのURIで識別されます。 その正確な形式はプロバイダに大きく依存します。 デフォルト・プロバイダの 合、URIのパス・コンポーネントは"/"であり、機関、クエリー、およびフラグメントの各コンポーネントは未定義です(未定義のコンポーネントはnullで表される)。

      このプロバイダによって作成されたファイル・システ が閉じると、このメソッドが、閉じられたファイル・システ への参照を返すかFileSystemNotFoundExceptionをスローするかは、プロバイダによって異なります。 以前に作成したファイル・システ と同じURIで新しいファイル・システ を作成することをプロバイダが許可する 合は、ファイル・システ が閉じられたあとで(かつnewFileSystemメソッドによって新しいインスタンスが作成される前に)このメソッドを呼び出すと、例外がスローされます。

      パラメータ:
      uri - URI参照
      戻り値:
      ファイル・システ 
      スロー:
      IllegalArgumentException - uriパラメータの事前条件が満たされない 合
      FileSystemNotFoundException - ファイル・システ が存在しない 合

    • getPath

      public abstract Path getPath(URI uri)
      指定されたURIを変換することによって、Pathオブジェクトを返します。 結果となるPathは、すでに存在しているか自動的に構築されるFileSystemに関連付けられます。

      URIの正確な形式はファイル・システ ・プロバイダに依存します。 デフォルト・プロバイダの 合、URIスキー は"file"であり、指定されたURIには空でないパス・コンポーネントと、未定義のクエリーおよびフラグメント・コンポーネントが含まれます。 結果となるPathはデフォルトのdefault FileSystemに関連付けられます。

      パラメータ:
      uri - 変換対象のURI
      戻り値:
      結果のPath
      スロー:
      IllegalArgumentException - URIスキー がこのプロバイダを識別しないか、uriパラメータのほかの事前条件が満たされていない 合
      FileSystemNotFoundException - URIによって識別されるファイル・システ が存在せず、自動的に作成することもできない 合

    • newFileSystem

      public FileSystem newFileSystem(Path path, Map<String,?> env) throws IOException
      ファイルの内容にファイル・システ としてアクセスする新しいFileSystemを構築します。

      このメソッドは、1つまたは複数のファイルの内容がファイル・システ として扱われる擬似ファイル・システ の特殊なプロバイダ用です。 envパラメータは、ファイル・システ を構成するためのプロバイダ固有のプロパティのマップです。

      このプロバイダがそのようなファイル・システ の作成をサポートしていない 合、またはそのプロバイダが指定されたファイルのファイル・タイプを認識しない 合は、UnsupportedOperationExceptionがスローされます。 このメソッドのデフォルト実装はUnsupportedOperationExceptionをスローします。

      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      env - ファイル・システ を構成するためのプロバイダ固有のプロパティのマップ。空でも可
      戻り値:
      新しいファイル・システ 
      スロー:
      UnsupportedOperationException - このプロバイダがそれらの内容にファイル・システ としてアクセスすることをサポートしていないか、指定されたファイルのファイル・タイプを認識しない 合
      IllegalArgumentException - プロバイダが必要とするプロパティがenvパラメータに含まれていないか、プロパティ値が無効な 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • newInputStream

      public InputStream newInputStream(Path path, OpenOption... options) throws IOException
      ファイルを開き、そのファイルから読み取る入力ストリー を返します。 このメソッドは、Files.newInputStream(java.nio.file.Path, java.nio.file.OpenOption...)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドのデフォルト実装では、newByteChannel(java.nio.file.Path, java.util.Set<? extends java.nio.file.OpenOption>, java.nio.file.attribute.FileAttribute<?>...)メソッドを呼び出したかのようにファイルへのチャネルを開き、そのチャネルからバイトを読み取るストリー を構築します。 このメソッドは必要に応じてオーバーライドすることをお薦めします。

      パラメータ:
      path - 開くファイルへのパス
      options - ファイルを開く方法を指定するオプション
      戻り値:
      新しい入力ストリー 
      スロー:
      IllegalArgumentException - オプションの無効な組み合わせが指定された 合
      UnsupportedOperationException - 未サポートのオプションが指定された 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • newOutputStream

      public OutputStream newOutputStream(Path path, OpenOption... options) throws IOException
      ファイルを開くか作成して、そのファイルにバイトを書き込むために使用できる出力ストリー を返します。 このメソッドは、Files.newOutputStream(java.nio.file.Path, java.nio.file.OpenOption...)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドのデフォルト実装では、newByteChannel(java.nio.file.Path, java.util.Set<? extends java.nio.file.OpenOption>, java.nio.file.attribute.FileAttribute<?>...)メソッドを呼び出したかのようにファイルへのチャネルを開き、そのチャネルにバイトを書き込むストリー を構築します。 このメソッドは必要に応じてオーバーライドすることをお薦めします。

      パラメータ:
      path - 開くまたは作成するファイルへのパス
      options - ファイルを開く方法を指定するオプション
      戻り値:
      新しい出力ストリー 
      スロー:
      IllegalArgumentException - optionsにオプションの無効な組み合わせが含まれる 合
      UnsupportedOperationException - 未サポートのオプションが指定された 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在し、CREATE_NEWオプションが指定されている 合、(optional specific exception)

    • newFileChannel

      public FileChannel newFileChannel(Path path, Set<? extends OpenOption> options, FileAttribute<?>... attrs) throws IOException
      読み取りまたは書き込み(あるいはその両方)用のファイルを開くか作成し、そのファイルにアクセスするためのファイル・チャネルを返します。 このメソッドは、FileChannel.openメソッドで指定されたとおりに機能します。 プロバイダがファイル・チャネルの構築に必要なすべての機能をサポートしているわけではない 合は、 UnsupportedOperationExceptionがスローされます。 デフォルト・プロバイダは、ファイル・チャネルの作成をサポートしている必要があります。 デフォルト実装では、オーバーライドされない 合、UnsupportedOperationExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      path - 開くまたは作成するファイルのパス
      options - ファイルを開く方法を指定するオプション
      attrs - ファイルの作成時に原子的に設定されるファイル属性のオプションのリスト
      戻り値:
      新しいファイル・チャネル
      スロー:
      IllegalArgumentException - セットにオプションの無効な組み合わせが含まれる 合
      UnsupportedOperationException - このプロバイダがファイル・チャネルの作成をサポートしていない 合、あるいは未サポートのオープン・オプションまたはファイル属性が指定された 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在し、CREATE_NEWオプションが指定され、そのファイルが「(optional specific exception)の書き込みのために開かれている 合」
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • newAsynchronousFileChannel

      public AsynchronousFileChannel newAsynchronousFileChannel(Path path, Set<? extends OpenOption> options, ExecutorService executor, FileAttribute<?>... attrs) throws IOException
      読み込みまたは書き込み(あるいはその両方)用のファイルを開くか作成し、そのファイルにアクセスするための非同期のファイル・チャネルを返します。 このメソッドは、AsynchronousFileChannel.openメソッドで指定されたとおりに機能します。 プロバイダが非同期ファイル・チャネルの構築に必要なすべての機能をサポートしているわけではない 合は、UnsupportedOperationExceptionがスローされます。 デフォルト・プロバイダは、非同期ファイル・チャネルの作成をサポートしている必要があります。 このメソッドのデフォルト実装では、オーバーライドされない 合、UnsupportedOperationExceptionがスローされます。
      パラメータ:
      path - 開くまたは作成するファイルのパス
      options - ファイルを開く方法を指定するオプション
      executor - スレッド・プール、またはチャネルをデフォルトのスレッド・プールに関連付ける 合はnull
      attrs - ファイルの作成時に原子的に設定されるファイル属性のオプションのリスト
      戻り値:
      新しい非同期ファイル・チャネル
      スロー:
      IllegalArgumentException - セットにオプションの無効な組み合わせが含まれる 合
      UnsupportedOperationException - このプロバイダが非同期ファイル・チャネルの作成をサポートしていない 合、あるいは未サポートのオープン・オプションまたはファイル属性が指定された 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在し、CREATE_NEWオプションが指定され、そのファイルが「(optional specific exception)の書き込みのために開かれている 合」
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • newByteChannel

      public abstract SeekableByteChannel newByteChannel(Path path, Set<? extends OpenOption> options, FileAttribute<?>... attrs) throws IOException
      ファイルを開くか作成し、そのファイルにアクセスするためのシーク可能なバイト・チャネルを返します。 このメソッドは、Files.newByteChannel(Path,Set,FileAttribute[])メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      path - 開くまたは作成するファイルへのパス
      options - ファイルを開く方法を指定するオプション
      attrs - ファイルの作成時に原子的に設定されるファイル属性のオプションのリスト
      戻り値:
      新しいシーク可能なバイト・チャネル
      スロー:
      IllegalArgumentException - セットにオプションの無効な組み合わせが含まれる 合
      UnsupportedOperationException - 未サポートのオープン・オプションが指定された 合またはファイルの作成時に原子的に設定できない属性が配列に含まれる 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在し、CREATE_NEWオプションが指定され、そのファイルが「(optional specific exception)の書き込みのために開かれている 合」
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • newDirectoryStream

      public abstract DirectoryStream<Path> newDirectoryStream(Path dir, DirectoryStream.Filter<? super Path> filter) throws IOException
      ディレクトリを開き、そのディレクトリ内のエントリに対して反復処理を行うDirectoryStreamを返します。 このメソッドは、Files.newDirectoryStream(java.nio.file.Path, java.nio.file.DirectoryStream.Filter)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      dir - ディレクトリへのパス
      filter - ディレクトリ・ストリー ・フィルタ
      戻り値:
      新しく開かれたDirectoryStreamオブジェクト
      スロー:
      NotDirectoryException - ファイルがディレクトリではないために開けなかった 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • createDirectory

      public abstract void createDirectory(Path dir, FileAttribute<?>... attrs) throws IOException
      新しいディレクトリを作成します。 このメソッドは、Files.createDirectory(java.nio.file.Path, java.nio.file.attribute.FileAttribute<?>...)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      dir - 作成するディレクトリ
      attrs - ディレクトリの作成時に原子的に設定されるファイル属性のオプションのリスト
      スロー:
      UnsupportedOperationException - ディレクトリの作成時に原子的に設定できない属性が配列に含まれる 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在するためにディレクトリを作成できなかった 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合または親ディレクトリが存在しない 合

    • createSymbolicLink

      public void createSymbolicLink(Path link, Path target, FileAttribute<?>... attrs) throws IOException
      ターゲットへのシンボリック・リンクを作成します。 このメソッドは、Files.createSymbolicLink(java.nio.file.Path, java.nio.file.Path, java.nio.file.attribute.FileAttribute<?>...)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドのデフォルト実装は UnsupportedOperationExceptionをスローします。

      パラメータ:
      link - 作成するシンボリック・リンクへのパス
      target - シンボリック・リンクのターゲット
      attrs - シンボリック・リンクの作成時に原子的に設定される属性の配列
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 実装がシンボリック・リンクをサポートしない 合、またはシンボリック・リンクの作成時に原子的に設定できない属性が配列に含まれる 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在する 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • createLink

      public void createLink(Path link, Path existing) throws IOException
      既存のファイルに対して新しいリンク(ディレクトリ・エントリ)を作成します。 このメソッドは、Files.createLink(java.nio.file.Path, java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドのデフォルト実装は UnsupportedOperationExceptionをスローします。

      パラメータ:
      link - 作成するリンク(ディレクトリ・エントリ)
      existing - 既存のファイルへのパス
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 実装が、既存のファイルをディレクトリに追 することをサポートしない 合
      FileAlreadyExistsException - その名前のファイルがすでに存在するためにエントリを作成できなかった 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • delete

      public abstract void delete(Path path) throws IOException
      ファイルを削除します。 このメソッドは、Files.delete(java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      path - 削除するファイルへのパス
      スロー:
      NoSuchFileException - ファイルが存在しない 合(オプションの固有例外)
      DirectoryNotEmptyException - ファイルがディレクトリで、ディレクトリが空でないために削除できなかった 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • deleteIfExists

      public boolean deleteIfExists(Path path) throws IOException
      ファイルが存在する 合は削除します。 このメソッドは、Files.deleteIfExists(java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドのデフォルト実装では、単にdelete(java.nio.file.Path)を呼び出し、ファイルが存在しない 合はNoSuchFileExceptionを無視します。 必要に応じてオーバーライドされることもあります。

      パラメータ:
      path - 削除するファイルへのパス
      戻り値:
      ファイルがこのメソッドによって削除された 合はtrue、ファイルが存在しないために削除できなかった 合は false
      スロー:
      DirectoryNotEmptyException - ファイルがディレクトリで、ディレクトリが空でないために削除できなかった 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • readSymbolicLink

      public Path readSymbolicLink(Path link) throws IOException
      シンボリック・リンクのターゲットを読み取ります。 このメソッドは、Files.readSymbolicLink(java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドのデフォルト実装は UnsupportedOperationExceptionをスローします。

      パラメータ:
      link - シンボリック・リンクへのパス
      戻り値:
      シンボリック・リンクのターゲット
      スロー:
      UnsupportedOperationException - この実装がシンボリック・リンクをサポートしていない 合。
      NotLinkException - ファイルがシンボリック・リンクではないためにターゲットを読み取れなかった 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • copy

      public abstract void copy(Path source, Path target, CopyOption... options) throws IOException
      ファイルをターゲット・ファイルにコピーします。 このメソッドは、ソースとターゲットのパスがどちらもこのプロバイダに関連付けられていなければならない点を除き、Files.copy(Path,Path,CopyOption[])メソッドによって指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      source - コピーするファイルへのパス
      target - ターゲット・ファイルへのパス
      options - コピーをどのように実行するべきかを指定するオプション
      スロー:
      UnsupportedOperationException - サポートされないコピー・オプションが配列に含まれる 合
      FileAlreadyExistsException - ターゲット・ファイルは存在するけれども、REPLACE_EXISTINGオプションが指定されていないために置換できない 合(オプションの固有例外)
      DirectoryNotEmptyException - REPLACE_EXISTINGオプションが指定されているけれども、空でないディレクトリであるために置換できない 合(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • move

      public abstract void move(Path source, Path target, CopyOption... options) throws IOException
      ファイルをターゲット・ファイルに移動するか、そのファイル名を変更します。 このメソッドは、ソースとターゲットのパスがどちらもこのプロバイダに関連付けられていなければならない点を除き、Files.move(java.nio.file.Path, java.nio.file.Path, java.nio.file.CopyOption...)メソッドによって指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      source - 移動するファイルへのパス
      target - ターゲット・ファイルへのパス
      options - 移動をどのように実行するべきかを指定するオプション
      スロー:
      UnsupportedOperationException - サポートされないコピー・オプションが配列に含まれる 合
      FileAlreadyExistsException - ターゲット・ファイルは存在するけれども、REPLACE_EXISTINGオプションが指定されていないために置換できない 合(オプションの固有例外)
      DirectoryNotEmptyException - REPLACE_EXISTINGオプションが指定されているけれども、空でないディレクトリであるために置換できない 合(オプションの固有例外)
      AtomicMoveNotSupportedException - オプション配列にATOMIC_MOVEオプションを含まれるけれども、原子的なファイル・システ 操作としてファイルを移動できない 合。
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • isSameFile

      public abstract boolean isSameFile(Path path, Path path2) throws IOException
      2つのパスが同じファイルを検出するかどうかを判断します。 このメソッドは、Files.isSameFile(java.nio.file.Path, java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      path - ファイルへの一方のパス
      path2 - もう一方のパス
      戻り値:
      2つのパスが同じファイルを検出する 合にのみtrue
      スロー:
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • isHidden

      public abstract boolean isHidden(Path path) throws IOException
      ファイルが しファイルとみなされるかどうかを判断します。 このメソッドは、Files.isHidden(java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。

      このメソッドはisHiddenメソッドから呼び出されます。

      パラメータ:
      path - テストするファイルへのパス
      戻り値:
      ファイルが しとみなされる 合true
      スロー:
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • getFileStore

      public abstract FileStore getFileStore(Path path) throws IOException
      ファイルが置かれているファイル・ストアを表すFileStoreを返します。 このメソッドは、Files.getFileStore(java.nio.file.Path)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      戻り値:
      ファイルが 納されるファイル・ストア
      スロー:
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • checkAccess

      public abstract void checkAccess(Path path, AccessMode... modes) throws IOException
      ファイルの存在および、オプションでアクセシビリティをチェックします。

      このメソッドは、ファイルのアクセシビリティをチェックするためにisReadable、isWritable、およびisExecutableメソッドによって使用されることがあります。

      このメソッドは、次のように、modesパラメータに指定されたすべてのアクセス・モードに従って、ファイルの存在と、Java仮想マシンにそのファイルへのアクセスを許可する適切な特権があることを確認します。

      アクセス・モード
      値 説明
      READ ファイルが存在することと、Java仮想マシンにそのファイルを読み取るためのアクセス権があることを確認します。
      WRITE ファイルが存在することと、Java仮想マシンにそのファイルに書き込むためのアクセス権があることを確認します。
      EXECUTE ファイルが存在することと、Java仮想マシンにそのファイルを実行するためのアクセス権があることを確認します。 ディレクトリへのアクセスをチェックする 合はセマンティックスが異なる 合があります。 たとえば、UNIXシステ では、EXECUTEアクセスのチェックを行うと、Java仮想マシンに、ファイルまたはサブディレクトリにアクセスするためにディレクトリを検索する権限があることが確認されます。

      modesパラメータの長さがゼロの 合は、そのファイルの存在が確認されます。

      このオブジェクトによって参照されるファイルがシンボリック・リンクである 合、このメソッドはシンボリック・リンクをたどります。 実装によっては、このメソッドが、ファイルへの効果的なアクセスをチェックするために、ファイル・アクセス権、アクセス制御リスト、またはその他のファイル属性を読み取る必要がある 合があります。 ファイルへの効果的なアクセスを調べるために、いくつかの属性へのアクセスが必要になる 合があるため、一部の実装では、このメソッドはほかのファイル・システ 操作に関して原子的でない可能性があります。

      パラメータ:
      path - チェックするファイルへのパス
      modes - チェックするアクセス・モード。要 がない 合もある
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 実装ではREAD、WRITE、およびEXECUTEアクセスのチェックをサポートしている必要があります。 この例外は、Access列挙が将来のリリースで拡張されることを考慮して指定されています。
      NoSuchFileException - ファイルが存在しない 合(オプションの固有例外)
      AccessDeniedException - 要求されたアクセスが拒否される 合、またはJava仮想マシンに十分な特権がないなどの理由でアクセスを調べられない 合。(オプションの固有例外)
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • getFileAttributeView

      public abstract <V extends FileAttributeView> V getFileAttributeView(Path path, Class<V> type, LinkOption... options)
      指定されたタイプのファイル属性ビューを返します。 このメソッドは、Files.getFileAttributeView(java.nio.file.Path, java.lang.Class<V>, java.nio.file.LinkOption...)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      型パラメータ:
      V - FileAttributeView型
      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      type - ファイル属性ビューに対応するClassオブジェクト
      options - シンボリック・リンクの処理方法を示すオプション
      戻り値:
      指定されたタイプのファイル属性ビュー、または属性ビューのタイプがない 合はnull

    • readAttributes

      public abstract <A extends BasicFileAttributes> A readAttributes(Path path, Class<A> type, LinkOption... options) throws IOException
      一括操作としてファイル属性を読み取ります。 このメソッドは、Files.readAttributes(Path,Class,LinkOption[])メソッドで指定されたとおりに機能します。
      型パラメータ:
      A - BasicFileAttributes型
      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      type - 読み取る必要のあるファイル属性のClass
      options - シンボリック・リンクの処理方法を示すオプション
      戻り値:
      ファイル属性
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 指定されたタイプの属性がサポートされない 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • readAttributes

      public abstract Map<String,Object> readAttributes(Path path, String attributes, LinkOption... options) throws IOException
      一括操作として一連のファイル属性を読み取ります。 このメソッドは、Files.readAttributes(Path,String,LinkOption[])メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      attributes - 読み取る属性
      options - シンボリック・リンクの処理方法を示すオプション
      戻り値:
      返される属性のマップ。空の 合もある。 マップのキーは属性名で、その値は属性値である
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 属性ビューが使用できない 合
      IllegalArgumentException - 属性が指定されない 合または認識されない属性が指定された 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • setAttribute

      public abstract void setAttribute(Path path, String attribute, Object value, LinkOption... options) throws IOException
      ファイル属性の値を設定します。 このメソッドは、Files.setAttribute(java.nio.file.Path, java.lang.String, java.lang.Object, java.nio.file.LinkOption...)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      attribute - 設定する属性
      value - 属性値
      options - シンボリック・リンクの処理方法を示すオプション
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 属性ビューが使用できない 合
      IllegalArgumentException - 属性名が指定されない 合、または認識されない 合、または属性値の型は正しいが値が不適切な 合
      ClassCastException - 属性値が予想される型でないか、予想される型でない要 を含むコレクションである 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合

    • exists

      public boolean exists(Path path, LinkOption... options)
      ファイルが存在するかどうかをテストします。 このメソッドは、Files.exists(Path, LinkOption...)メソッドで指定されたとおりに機能します。
      実装要件:
      このメソッドのデフォルトの実装では、シンボリック・リンクに従うとcheckAccess(Path, AccessMode...)メソッドが起動されます。 オプションNOFOLLOW_LINKSが存在する 合、シンボリック・リンクは追跡されず、ファイルが存在するかどうかを判断するためにメソッドreadAttributes(Path, Class, LinkOption...)が呼び出されます。
      パラメータ:
      path - テストするファイルへのパス
      options - シンボリック・リンクの処理方法を示すオプション
      戻り値:
      ファイルが存在する 合はtrue。ファイルが存在しないか、その存在を判断できない 合はfalse。
      導入されたバージョン:
      20

    • readAttributesIfExists

      public <A extends BasicFileAttributes> A readAttributesIfExists(Path path, Class<A> type, LinkOption... options) throws IOException
      ファイルの属性が存在する 合、その属性を一括操作として読み取ります。

      typeパラメータは必要な属性のタイプで、このメソッドではそのタイプがサポートされている 合にそのインスタンスを返します。 すべての実装でファイル属性の基本セットがサポートされているため、このメソッドを BasicFileAttributes.classというtypeパラメータで呼び出した 合、 UnsupportedOperationExceptionはスローされません。

      options配列を使用すると、ファイルがシンボリック・リンクである 合のシンボリック・リンクの処理方法を指定できます。 デフォルトでは、シンボリック・リンクはたどられ、リンクの最終ターゲットのファイル属性が読み取られます。 オプションNOFOLLOW_LINKSが存在する 合は、シンボリック・リンクはたどられません。

      ほかのファイル・システ 操作に関して、すべてのファイル属性が原子的操作として読み取られるかどうかは実装固有です。

      実装要件:
      このメソッドのデフォルト実装では、readAttributes(Path, Class, LinkOption...)メソッドを呼び出してファイルの属性を読み取ります。
      型パラメータ:
      A - BasicFileAttributes型
      パラメータ:
      path - ファイルへのパス
      type - 読み取る必要のあるファイル属性のClass
      options - シンボリック・リンクの処理方法を示すオプション
      戻り値:
      ファイル属性またはファイルが存在しない 合はnull
      スロー:
      UnsupportedOperationException - 指定されたタイプの属性がサポートされない 合
      IOException - 入出力エラーが発生した 合
      導入されたバージョン:
      20